世界的に男女平等が叫ばれて久しい昨今ですが、まだまだ日本を含むアジアは男性優位な社会だと言われています。
そんな中、男性よりも女性の方が適正があると言われる仕事もあります。その代表格が、スキンケアなどを始めとする化粧品メーカーの営業、販売、もしくは開発です。
最近では変わりつつありますが、男性はさほどスキンケアに熱心ではありません。そのため商品の開発に携わるのは、女性の方が圧倒的に多いです。
特に販売員に関しては、事実上男性の姿は皆無です。このように現場の声を拾うのは女性社員なので、その情報は主に女性社員の営業に流通しやすく、またその声を拾って新規の化粧品の開発を担うのも、女性の研究員の割合が多くなっています。
そのほかにも、女性が優位な職場はあります。
特にキッチンの道具を扱うメーカーや、テストキッチンの調理スタッフなどは、女性社員の割合が比較的高いとされています。皮肉にも「男性は仕事で、女性は家事・食事」という伝統があるがゆえに、女性ではないとキッチン周りの器具や性能の評価が難しい状況になっているわけです。
調理スタッフも同じで、細かい水回りの性能や使い勝手の評価などは、普段から調理に勤しんでいる人間でないと、なかなかわかりません。
こうした背景から、現場もトップも女性の社員を優先して雇用する傾向があると言われています。このように、女性がむしろ男性よりも活躍する職場は、意外と多くあると言えるでしょう。